ここでは、名古屋特殊鋼で採用を行っている6つの職種について、それぞれどんな仕事内容なのかなどをご紹介します。
国内の自動車メーカーや自動車部品メーカーがおもなお客様です。受注した金型を期日までに納入できるよう、技術部門や製作部門を手配します。お客様が新製品開発を行う際は、課題をヒアリングし、必要に応じて心強い技術スタッフの力を借りながら、金型や工法を提案。新製品に使われる部品の量産をサポートします。
製品や金型の材料となる特殊鋼について、「粘り強い」「摩耗に強い」「熱に強い」「耐食性が高い」といった用途や仕様に関するご要望、お客様が抱える製造上の課題などをヒアリング。お客様のニーズに最適な特殊鋼をご提案します。
受注した製品の図面を1点1点しっかり確認し、お客様の要望を満たす製品を作るための製作計画を立てます。そして、製品が完成するまでの進捗を管理。この仕事はさまざまな調整役でもあるので、多くの人とコミュニケーションを取り、しっかり報告・連絡・相談をするとともに、誰が見てもわかる製作計画を立てることが大切です。
CAD/CAMを使用して、金型を製造するのに必要なモデルおよび加工プログラムを作成します。また、加工の際に必要となる治具や電極の設計も行います。
どのような成形工程で製品を作るかを検討し、CAEを用いた成形解析により成形可能かどうかを検証。その後、金型の設計を行います。また1,000t実験プレスを使用した試作トライも実施。
お客様が使用している金型などをデジタイザーと呼ばれる非接触型の3次元測定器で解析。そのデータによりモデルや図面を作成します。
さまざまな測定器や分析装置を使用して、金型や材料の調査・分析を行います。
不具合品を見逃すと、お客様に多大な迷惑をかけてしまい、当社の信頼を失いかねません。また、金型は量産品と違い、少量多品種の製品であるため、各製品に適した検査が必要です。当社の品質保証部では、さまざまな高精度測定器を駆使し、図面通りに作製されているか、製品に傷がないかなどを、しっかりと丁寧に検査。当社独自の厳格な検査手法を確立し、徹底して綿密に評価していくことにより、高い品質を維持し続けています。
金型や部品の実際の製造を担うのが、「製造技術」。金型は少量多品種で、毎日違うものを製作することが多い製品。加工する材質や、熱処理による硬度と変寸、加工形状による負荷などの要因を考慮して、加工工程・工具選定・加工条件などを検討し、金型を製作します。また、多数の工程とたくさんの人が製作に関わるので、自分の工程以外のことまで気を使うのも大切です。
受注した製品の寸法や材質、納期等の社内システムへの入力や材料の発注といった受注に関することや、納期管理や出荷処理、売上処理などを行います。また、納品書や請求書などの書類作成や、お客様からのお問い合わせ対応など、社内の業務を円滑に進めるための幅広いアシスタント業務を行います。社外の方と関わる機会も多く、自分が会社のイメージにもつながるので、丁寧な対応をすることも大切です。