製造 日々の業務に励むことで、 ステップアップしていきたい。

工機部 生産3課 H.A.

2018年入社/

工学部 機械工学科出身

機械任せでは、
高精度の製品は生まれない。

私が所属する工機部は、製品となる金型を実際に製造する部門です。
製品の製造は、金属の塊である素材を製品のおおよその形状にする工程からはじまり、実際の製品に仕上げるまでに4〜5つの工程にわかれているのですが、私は最後の仕上げの一歩手前となる工程を担当。その中でもおもに自動車のトランスミッションの部品に関する金型の業務を行っています。
前の工程からあがってきた製造途中の製品を生産技術から渡される加工データと図面をもとに、工作機械を動かし加工していきます。どのメーカーの機械を使うかや、同じ工具でも二枚刃を使うのか三枚刃を使うのかなど、どんな種類のものを使うかといった選択も行っています。この選択を誤ると図面どおりの仕上がりとならないので、よく考えて機械をセッティングすることがとても重要です。
また1日に複数の製品を加工するので、効率よく作業することも大切。そのためにも作業場をきれいにすることと、道具を丁寧に扱うことを心がけています。

より効率的に仕事ができるよう
日々改善を。

マイクロ単位の仕事をする際は、製品の材質や使用するツール、機械の組み合わせなどによっては、加工データで指示された座標よりも、少し浅めに削るといった調整が必要です。これは、加工データの座標どおりに削ったはずなのに、深く削りすぎているということがまれに起きるから。この調整がとても難しいのですが、どうするかの判断は、素材・工具についての知識や、機械にどんなクセがあるかといったこれまでの経験がとても重要になってきます。先輩や上司に教えてもらいながら仕事を覚え、加工の経験を積んできたので、ある程度の製品については私一人の判断で加工できるようになったのですが、複雑なものなどについては先輩・上司に相談しながら進めるようにしています。
また機械のオペレーションだけではなく、仕事のやり方や、1日の仕事の段取りなどがよりうまくいくよう、日々改善も。いつもと違うやり方を試して、それがうまくいったときはうれしいですね。
これからは、まだ動かしたことのない機械があるので、まずはそれを扱えるようになること。そしてそれにより、できる仕事の幅を広げていきたいと考えています。そのためにも、まずは現在担当している業務に責任を持ってしっかり取り組み、次のステップにつなげていきたいと考えています。

Q & A

就職前に気になることQ&A
Q 有給休暇は取得
しやすいですか?

はい。仕事の状況にもよりますが、休みたいときに気兼ねなく取得することができます。

Q 残業はどれくらい
ありますか?

時期によりますが、少ないときだと1ヶ月に10時間もないくらい、多いときで1日1~1.5時間程度です。

Q 成長を実感できることは
ありますか?

ひとつひとつの仕事を覚えていくことで、扱える機械が増えていきます。扱える機械が増えると、担当できる仕事の幅が増えていくので、成長を実感できます。

Q 大学時代の経験で役に立って
いることがありますか?

大学で基本的な工作機械の種類などを学んだので、その知識は多少役立ちました。ただ、当社は教育体制が非常にしっかりとしているため、機械の知識がまったくゼロでも、一から丁寧に教えてもらえるので心配は無用です。