技術 プロとして日々の業務に 励んでいきたい。

技術部 生技1課 担当員 S.U.

2007年入社/

生産機械システム技術科出身

よい製品を生み出すには
この部署が鍵となる。

現在私は、おもにCAD/CAMによる3Dモデルや加工データの作成業務を担当しています。この業務は、よい製品を生み出すための肝となる仕事。お客様が本当に求めている製品を作ることができるよう、お客様の要望をしっかり考え抜くということを意識しています。また、加工データをもとに実際に機械を動かすのは別の部署の人。私が作った加工データに対して「なぜこの加工方法なの?」「なぜこの工具を使うの?」「なぜこんな経路で機械を走らせるの?」といった疑問を抱かせてしまうと、その確認作業のために業務が止まってしまい時間をロスすることになるので、できるかぎり「なぜ?」と思わせないデータ作りを心がけています。
お客様と直接やり取りすることは少ないのですが、案件によっては大手自動車メーカーといったお客様のもとへお伺いし、いっしょに製品を開発していくことも。そういった仕事では、これから世の中に出ていく新製品の製造に関わっているということがリアルに感じられ、とてもわくわくしてきます。

新しいことにも
どんどんチャレンジできる。

名古屋特殊鋼は、新しいことにどんどんチャレンジしていく社風です。以前、3Dプリンタで出力されたロボット部品の見本を実際に作ってほしいという依頼があったのですが、社内で誰も作ったことがない形状のもので、何をどうすればいいのか、そもそも本当に作ることができるのかすらわからないものでした。しかし諦めることなく、いろいろな人に協力してもらいながら試行錯誤を重ね、なんとか作ることができました。完成品をお客様に納品し、よろこんでいただいたときは、本当に苦労した分、これ以上ない達成感がありました。このように、今まで誰もやったことがない新しいことにチャレンジできるのも、この職場の魅力のひとつだと感じています。
また名古屋特殊鋼では、実際の製品をデジタイザーと呼ばれる非接触型の3次元測定器で解析し、3Dデジタルデータ化するリバースエンジニアリングをいち早く導入。たとえば金型でプレスした製品のほとんどは、職人さんが手作業で微調整してから実際に組み付けられるのですが、その製品は金型でプレスしただけのものからは当然形状が変わります。そこで、その微調整した製品をリバースエンジニアリングにより図面に書き起こし、微調整がほとんど必要ない製品をプレスできる金型を作るということを行っています。お客様からは精度が高いという評価をいただいており、現在主力業務のひとつになりつつあります。
これからもプロ意識を持って日々の業務に励むとともに、製造現場に足を運んだりすることで、もっと知識を増やし、加工のことならどんな質問にでも答えられるようになりたいと思っています。

Q & A

就職前に気になることQ&A
Q 文系出身でも加工などに
関わる仕事ができますか?

名古屋特殊鋼は文系出身の社員も多く、興味とやる気さえあれば、加工や生産に関係する部署で働くことができるので、安心してください。

Q 有給休暇は取得
しやすいですか?

部署により取得率は異なると思いますが、有給休暇は取得しやすい環境だと思います。私は子どもがいるので、その関係で有給休暇を取得することが多いのですが、気兼ねなく休ませてもらっています。

Q 男性でも育児休業制度を
利用できますか?

男性でも育児休業を取得できる制度があり、利用可能です。

Q やりたい仕事を見つける
方法はありますか?

勉強でも遊びでも、積極的にいろいろなことに挑戦することで、興味を持てるものが見つかると思います。そしてそれが、やりたいことにつながるのではないでしょうか。